【ローカルネットワーク委員会】
ロケバス協会ローカルネットワーク委員長の吉田です。

12月になり、急激に冷えて来て冬らしくなって来ました。昔は服の素材もそんなに良くなく、冬は着重ねるとモコモコになりがちでしたが、
最近は冬でもインナーの素材も良く、端から見ればそんなに厚着しなくなりましたね。スーツの上にコートを着ると、ものすごく着膨れしてる感じがします。
後10年くらいすると、子供の頃にテレビで見た宇宙人みたいなピッタリした服装になるのかなと想像してしまいます。

さて、最近ですが、中国の方のインバウンドが激減というニュースが飛び回ってますが、実際のところどうなんでしょう。
私は京都嵐山の観光地のど真ん中に住んでますが、肌感として観光客がそんなに減ったようには思いません。
確かに中国系の団体客はほとんど見かけなくなり、欧米系の白人観光客が増えたなとは思いますが、総数ではそんなに変わらないのかなと思います。
日本人も増えてますし、実際のところ報道ほど影響は無いのかと思います。最近は偏ったり煽ったりする報道も多いですので、
現地で感じるのが一番本当の感覚ではないでしょうか。団体客が減ったのもありますが、最近は本当に中国系も個人旅行が多いです。
それに伴い増えてるのが、明かに名義貸しでしょというようなミニバン。前は白ナンバーが圧倒的に多かったですが、今はほとんどがハイヤー限定のグリーンナンバー車です。
ドライバーは降りて来たら、上下スウェットの相変わらずですが、この状況を見ていると、世の中の旅客事業者でこんなに名義貸しを疑われる事業者があるのかと驚くくらいです。
また、先日に大阪の介護限定の旅客事業者が、一般の貸切旅客を行っており、代表者含む数名が逮捕されていました。
介護限定は1台から出来るので貸切に比べ参入は確かにしやすいとは思いますが、全くのルール違反です。
数年前から聞いてはいましたが、ロケバス業界にも介護限定でグリーンナンバーを取得したり、特定旅客で許可を取得して、
一般貸切のロケバス業務を請負っているとこも結構あるようです。
許可証を確かめない顧客も顧客ですが、令和時代にそんな昭和時代のようなやり方が通じる訳がありません。何事もそうですが、
事業のやり方や提案方法に経営者自身も令和スタイルにアップデートしていかねばですね。
これから更に厳しくなり、未だにやっているレンタカー営業や白ナンバー営業・名義貸しがどんどん摘発される事を望んでいます。
昔にあった軽井沢のバス事故のような大きな出来事が、また必ず起こると私は予測しています。そうなれば全うな事業を行っている私達も困る事になりますので、
どんどん摘発していって欲しいですね。
世の中がどんどん浄化され、正直者が馬鹿を見ない世の中になって行く事を切に願います。

そんなこんなの年末ですが、笑って2026年を迎えられるよう、皆さんも無事故無災害でご安全にお過ごし下さい。